テーブルにコップを置く。ビールをつぐ。その時(shí)、泡が多少勢いをもってあがるくらいにする。泡が落ち著いたら、今度は靜かにつぎ足してコップを満たす。かなり前、指揮者の巖城宏之さんが、おいしいビールのつぎ方をテレビで実演していた。試してみると、いつもより細(xì)やかな泡に包まれたビールは、味わいがぐんと増していた。

　　把杯子放桌上,倒入啤酒。這時(shí),泡沫稍稍翻涌了上來。等泡沫平息后,再輕輕地加滿杯。前些日子,樂隊(duì)指揮巖城宏之先生曾在電視里實(shí)際表演了如何斟注美味的啤酒。筆者也試了下,啤酒中的泡沫比一般的都要來的細(xì)膩,味道更為香醇。

　　現(xiàn)代音楽を積極的に初演するといった本業(yè)の他に、軽妙な隨筆でも知られた巖城さんが、惜しくも７３歳で亡くなった。柔和な風(fēng)貌（ふうぼう）が魅力的だったが、音楽への傾倒はすさまじく、一昨年からは、大みそかにベートーベンの九つの交響曲すべてをひとりで指揮する「フル（振る）マラソン」コンサートを開いていた。

　　巖城先生在本職工作上積極參演現(xiàn)代音樂的同時(shí),還以輕松的隨筆為人們所知。遺憾的是,他在73歲時(shí)離開了人世。其溫文的風(fēng)采極具魅力,對音樂的專注也甚為強(qiáng)烈。從前年起,他每年除夕都召開了一個(gè)人指揮貝多芬九章交響樂的“揮棒馬拉松”音樂會。

　　０５年度の朝日賞を受け、今年１月の贈(zèng)呈式で述べた。「ベートーベンの音楽も當(dāng)時(shí)は過激でした……あと１０年間ぐらい続けますけども、これもベートーベンの前衛(wèi)精神に挑戦するつもりです」。ここ１５年ほど、がんとの付き合いが続いていた。

　　05年獲得朝日獎(jiǎng),今年1月在頒獎(jiǎng)儀式上,他發(fā)言說:“貝多芬的音樂在當(dāng)時(shí)也是有點(diǎn)過激的……我還能堅(jiān)持十年左右,想向貝多芬的前衛(wèi)精神提出挑戰(zhàn)。”這15年來,巖城先生一直與癌癥作著斗爭。

　　中學(xué)１年の時(shí)に終戦を體験した。空襲で東京の町を逃げ回り、焼け出される。「鬼畜」と呼んでいた米英を、戦後一転して民主主義の鑑（かがみ）ともちあげる教師を見て、大人たちへの強(qiáng)い反発を抱いた。「いまだに大人になることを拒否し続けているんです」（「男が語る　人生これから」）。

　　巖城先生在初中一年級時(shí)就經(jīng)歷過戰(zhàn)后體驗(yàn)。他因空襲在東京市內(nèi)逃竄,后因火災(zāi)被迫離開家。看到被人稱為“滅絕人性”的美英兩國戰(zhàn)后搖身一變,被教師捧為民主主義的模范,他對大人們極為排斥。“到現(xiàn)在,我仍在否認(rèn)自己已經(jīng)成為了一個(gè)大人。”（《男人告訴你 人生才從現(xiàn)在開始》）

　　「自分ではいまでも大きくなったら何になろうかって思っているようなところがある」。いつまでも少年の心を持ち続けた、偉大な指揮者だった。

　　“我現(xiàn)在有時(shí)都會想,長大了話會成為什么樣的人。”這名偉大的指揮,一直保持著少年的心態(tài)。

　　昨夜は、その死を悼みながら、巖城さん流についだビールで獻(xiàn)杯した。

　　昨夜,筆者邊哀悼巖城先生之死,邊以巖城方式斟了啤酒,敬了他一杯。