明治期から昭和にかけて、文明批評に健筆を振るった長谷川如是閑に、こんな言葉がある。「生命は剎那（せつな）の事実なり、死は永劫（えいごう）の事実なり」（「如是閑語」）。死の永遠(yuǎn)性に比べれば、生きている時はあっという間だと、生あるものの切なさを述べる。

　　從明治到昭和時期,大筆揮毫地進(jìn)行文明批評的長谷川如閑曾說過這樣一句話:“生命是一時的真實,死亡是永遠(yuǎn)的真實。”（《如是閑語》）。其中寫到比起死亡的永恒,生命只有很短的時間,敘述了生命的悲涼。

　　剎那の側(cè)から永劫の方へと移る境目を、どんな狀態(tài)で迎えるのか。自分の意思はどう扱われるのか、果たして意識はあるだろうか。死というものを考える時、そんな思いもよぎる。

　　さかい‐め〔さかひ‐〕「境目」

　　境となる所。相接する所。分かれ目。「人道と車道の―」「及落の―にいる」

　　人們又將如何面對從一時的真實墮往永遠(yuǎn)的真實的關(guān)頭？自己的想法將會如何處置,到底那時人還會有意識嗎。想到死亡這一話題時,這一念頭不由閃過了心頭。

　　富山県の射水市民病院で、７人の患者が人工呼吸器を外されて死亡していたことが分かった。病院によれば、患者は意識が無く回復(fù)の望みがない狀態(tài)で、治療の責(zé)任者だった外科部長はいずれも家族の同意を得て外したという。７人とは別に、呼吸器を外されかけた患者があり、その家族は「取り外しについての説明はなく、外すようお願いしたこともない」と語る。生と死の境目の場面での証言が食い違っている。

　　富士縣的射水市民醫(yī)院中,7名患者因為被取下人工呼吸器而死亡。據(jù)醫(yī)院方面說,當(dāng)時患者已經(jīng)沒有了意識,且沒有康復(fù)的希望了。負(fù)責(zé)治療的外科主任也是在得到他們家屬同意之后才取掉呼吸器的。與這7人不同,還有患者差一點就被取下呼吸器了。其家人說:“既沒有做任何關(guān)于取掉呼吸器的說明,也沒有請求過我們。”生死關(guān)頭的場面上的證言竟大相徑庭。

　　病院側(cè)は、外科部長の行為が「延命治療の中止措置」だったとして「倫理的、道義的に問題があった」と謝罪した。延命中止についての國の指針は、まだできていない。

　　醫(yī)院方面也因外科主任的舉動作為“延長生命治療的停止措施”,“在倫理、道義上都存在問題”而謝罪。國家尚未制定關(guān)于停止延長生命的方針。

　　厚生労働省の０２年度の調(diào)査では、自分が末期がんなどで痛みを伴い、余命に限りがある場合、単なる延命治療は中止して欲しいとする市民が７割強を占めた。前もって延命治療を拒否する考えを文書で殘す「リビング？ウィル」に賛成する人は初めて半數(shù)を超え、６割となった。

　　厚生勞動省02年的調(diào)查中顯示,有七成以上的市民表示,如果自己處于因為末期癌癥等而飽受煎熬,且為日不多的狀態(tài)下,希望停止單純的延長生命治療。贊成事先將拒絕延長生命治療的想法寫成“生前遺囑”的市民首次超過了半數(shù),達(dá)到了六成。

　　死は直視し難い。しかし、いつかは訪れる。あらかじめ対応を考えておくのもいいのかも知れない。

　　人們很難直視死亡,但死亡總會降臨的。或許提早考慮一下如何面對它也算是件好事。